どうも。久しぶりにドラえもん読んでいて『さとりヘルメット』の回でのスネ夫のボコされっぷりに爆笑してしまったエマコアです( ・ω・)ノ
今回はソシャゲユーザーに限らず、ゲーマーなら一度はブチ当たった事があるであろう“物欲センサー”について、その正体をガチで考察してみようというお話です。
というのもね……
私はここで記事にしているソシャゲ以外にもプレイしているものはあるのですが、あるソシャゲで“装備アイテムの製作”というものがあるんですね。
これは、素材となる同等級(SSまたはSSS)の装備二つとゲーム内ゴールドを消費する事で“素材にした等級と同等級の新しい装備が一つ手に入る”というもので、各等級・各装備ヶ所につき一日一回出来るんです。
手に入るのは、その時の最新シーズンの装備品で、数種類の中からランダムで一つ手に入ります。
で、一か月前のアプデでは防具のシーズンが更新されました。防具は『頭』『胴』『腕』『脚』の四ヶ所ありまして、種類も各ヶ所で四種類あります。(つまり、種類Aの頭胴腕脚、種類Bの頭胴腕脚……という感じです。)
同じ種類の防具一式を揃えるとセットボーナスが発生するので、原則としては種類は統一するのがセオリーなんですね。
さらに、防具の真の性能を発揮させる為には、同じ防具を6個手に入れないといけないんです。つまり、全ヶ所で24個必要なんですな。
さて…なので、私もアプデ以降コツコツと毎日毎日製作をしてきた訳ですよ。(装備の合成やガチャでも手に入るが、確率的に低く、製作が一番確実性が高い。)
四種類の中からランダムなので、目当ての種類の防具が製作できる確率は25%ですね。
なのにね……
まっっっっったく狙った種類の防具が出ないんすよ!!!(# ゚Д゚)
私は種類Aの防具が欲しいのに、他の種類の防具ばっかり出るんですわ!!!(# ゚Д゚)
結果的に、今日ようやく完成したんですが、製作以外の手段で手に入れたものも合わせると、種類Aが24個揃うまでの間に、種類B・C・Dはそれぞれ40~50個以上出来てたんですな(´;ω;`)
そんな私は、ギルドメンバーさんから“物欲神”と呼ばれていましたw
そこで私は考えたのです……
『この偏りは一体なんやねん(;´Д`)』
と。
………前置きが長くなりました。
以上の経緯から、今回は物欲センサーを真剣に考察してみたいと思います!ヽ(*`ε´*)ノプンスカ
さて……まずは“物欲センサーとは何ぞや?”という所からおさらい。
初出はPSO2(だったかな?)なのですが、今は主にモンハンやソシャゲのガチャで使われていますね。
定義的には、
“ドロップアイテムやガチャなどで、欲しいアイテムが全く手に入らず、四苦八苦して何とか手に入れた途端に、今までの苦労が嘘のようにポロポロ手に入るようになる”
という現象や、
“確率的には数回で手に入るはずなのに、それより遥かに低い確率ばかり引いて、狙ったものが全く出ない”
という現象が起きた時、“物欲センサー”に引っかかった”というような使われ方をします。
まぁ一言で言ってしまえば“マーフィーの法則”ですね。
(マーフィーの法則:『折り畳み傘をいつも持ち歩いてるのに、たまたま持ってない時に限ってにわか雨が降る』とか『探し物がどうしても見つからず、仕方なく新しく買ったら、その直後に探し物が見つかる』など、くだけて言えば『あるあるネタ』や『よりによってこんな時に限って』な話を”法則”として捉えたジョークのようなもの)
人間の脳というのは、基本的に成功体験より失敗体験の方が強く印象に残りやすいようで、実際にはそうでなくても『またかよ( ゚Д゚)!』という悪い事ばかり、やたら記憶に残るらしいです。
要するに物欲センサーは、
“ゲームにおけるマーフィーの法則の一種であり、リアル運のなさを自虐的に皮肉ったジョーク”
であり、それ以上でも以下でもないというのが一般論だと思います。
しかし!!
本当にそうなのでしょうか?
ここで思考停止していいのでしょうか(゚д゚)クワッ!!
ちょっと違う視点からこのクソ野郎物欲センサーを考えてみようではないか(゚д゚)!
……というのが、今回の趣旨です(・ω・)
とはいえ、何をどう考えればいいのか。
手掛かりとなるのは何なのか―――
………うーむ……(´-ω-`)
……(゚д゚)ハッ!
そういえば以前……NHKで、“人の集合意識が乱数発生装置に影響を与えた可能性がある”という番組をやっていました。
当時、ツイッター上で『これが物欲センサーの正体じゃないか?』と一部で話題になったのですが……
……これか(゚д゚)!?これが手掛かりか(゚д゚;)!?
というわけで、別視点からの物欲センサーの考察として
“量子力学”
をキーワードに考えていきたいと思います(`・ω・´)
(※注意※ 私は物理専攻でも理系学部出身でもありません。というか文系です。よって、学術的にはかなり間違っている可能性があります。が、この記事に書かれている事はマジメな理論ではなく、完全に私の屁理屈です。あくまでネタです。)
まずは量子力学の超簡易的説明。(以下、下線部はwikipediaへのリンクです。)
量子力学は、『原子や分子など、ミクロ(微視的)な物質の間で起こる物理現象』に関する学問です。
原子や分子などの、“目に見えない小さい世界”で起こる現象は、マクロ(巨視的)な世界観で生きている私達からすると意味不明というか常識的な理解の範疇を超えたものになっているようです。
有名なのは“二重スリット実験“ですね。
この実験の意味わからん部分を簡単に言えば
『”粒子”で飛ばした電子の観測地点の集まり具合が、なんで”波の形特有の模様”になんねん!』
って事です。
この意味わからん現象を『何とか説明出来ないか』とエライ学者さん達が考えて出したのが、ボーア研究所が発表した“コペンハーゲン解釈“と呼ばれる解釈。(理論や仮説と呼ばれてはいない事に注意。)
この解釈を超簡単に言うと
『物質は”重ね合わせ(『ここにある!』『いやここだ!』というのが同時にある)”状態で存在し、観測(人間によるものだけではなく、センサー類も含む)が行われると”重ね合わせ”状態から”一つの状態”に確定(収束)する』
というもの。
そんで『観測した物質(電子など)は、どこで見つかる確率が高いんじゃい(゚д゚)』というのを計算する方程式が“シュレディンガー方程式“という方程式です。
このシュレディンガーさん、量子力学を発展させた超重要人物なのですが、後年、『量子力学のこの欠陥はなんやねん(# ゚Д゚)腹立つわ!』とばかりに、一つの思考実験をブチかましました。
これが有名な“シュレディンガーの猫“と呼ばれるやつ。
どういうものか簡単に言えば、
1.箱の中に生きた猫を一匹入れる。
2.箱の中には猫以外に、放射性物質・センサー・青酸ガス発生装置を入れる。全部入れたらフタを閉める。
3.もし放射性物質からアルファ粒子が放出されたらセンサーが反応し、青酸ガスが噴出して、猫は死ぬ。
4.もし放射性物質からアルファ粒子が放出されなかったら、センサーは反応せず、青酸ガスが出ないため、猫は生き残る。
5.しばらく時間が経過した後、観測者がフタを開けた時、猫は死んでいるのか?それとも生きているのか?
というもの。(なお、猫は酸欠で死んだりなど青酸ガス以外の要因で死ぬ事は無い。また、青酸ガスが噴出される可能性は50%とする。)
これの何が問題かと言うと、量子力学の標準解釈となるコペンハーゲン解釈では“観測されるまでは物質は重ね合わせ状態で存在し、一つの状態に確定(収束)することは無い”としている為、この解釈に従うと【観測者がフタを開け観測するまで、”50%の確率で死んでいる猫”と”50%の確率で生きている猫”が同時に重なり合って存在している事になってしまう】という点。
私達は【”死んでいる猫”と”生きている猫”が同時に重なり合った状態で存在している】状況など見た事が無いし、どういう状態になっているのか想像が出来ません。
さらに、この思考実験をもし実際にやったとしても、わかるのは“観測後の状態”だけであり、“観測していない段階での猫の状況”はどうやったって把握できない、要は検証のしようがないという問題が起こります。(なお、フタを開けずに機械などで猫の生死を確認しても同じです。観測者が人間から機械に変わっただけです。)
“ミクロの世界”では『まぁそういうもんか』というものでも、そのミクロの集合体である”マクロの世界”では『まるで意味がわからんぞ!』となる。
シュレディンガーはこの思考実験で『量子力学おかしいやんけ(# ゚Д゚)!!不完全やんけ!!欠陥まみれじゃ(# ゚Д゚)!!』と問題提起をしたのでした。
(ただ、現在ではこのシュレディンガーの猫の思考実験のような“マクロの世界での重ね合わせ状態”の観測が成功したという報告があるようです。詳しくはちょっと私も把握(というか理解というか)出来ていませんが、これ、とんでもない事な気が…)
ちなみに。この“シュレディンガーの猫”……やたらとフィクション作品に登場するので、名前は聞いた事ある人は多いのではないでしょうか?
まぁもう“シュレディンガー”という名前の響きが中二心をくすぐるのが最大の理由でしょうね。これが“マイケルの牛”とか“山本のカエル”とかだったら…なんかね……(;´∀`)
ただ、この思考実験におけるシュレディンガーの意図である“量子力学への批判・問題提起”まで言及されている作品は少ない気がします。なので、この思考実験の意図が誤解されているケースも多々見かけます…(´・ω・`)ザンネン…
さて。量子力学の超簡易的説明はこの辺にして。(多世界解釈や量子デコヒーレンス、ド・ブロイ=ボーム解釈などはバッサリ割愛。)
本題の物欲センサーに話を戻します。
ここまでを踏まえた上で“物欲センサーの正体”を考えてみると、先述した“人の集合意識が乱数発生装置に影響を与えた可能性がある”という、まるで超能力のような現象が何か影響している気がものすごいしてきます。
さらに、私が個人的に何か気になるというか引っかかるのが、“量子ゼノ(ゼノンとも)効果“というもの。
これは、
『短時間で観測を繰り返し行うと、量子の状態が遷り変わる確率が変化する』
という話。
前述したシュレディンガーの猫を例にすると、
“フタを『オラオラオラオラオラッ( ゚Д゚)!』とバカバカバカバカ開けまくって『お、まだ生きとるな!よかった!』という感じで猫の状態を確認しまくっていると、猫の生存確率が上がっていき、究極的には生存確率が100%になる。”
という、衝撃的な事になります。
これ、『理論的に考えればそうなるんだよね』という話ではなく、“実際に実験をしてそうなる事が確認されている”という、「マジで(゚Д゚;)!?」な事態になっています。
この二つを掛け合わせて考えてみると、
『「このアイテムが欲しい!」という“意識”が、ドロップor排出確率(“乱数”)に影響を与え、本来の確率より低くなり出にくくなる。さらに、“何度も繰り返し”モンスター討伐orガチャを行う事で、その出ない確率が“増して”いき、ますます出にくくなる。』
という現象が起こっているのでは(゚д゚)!?
そして、まさにこれが”物欲センサーの正体”では(゚д゚)!?
……と、思ったわけであります(´・ω・)
…………証拠?証明?プログラムで制御されてる乱数には関係しない?
そんなこと知らん( ゚Д゚)!!
という訳で、今回のお話は物欲センサーについてでした(・ω・)
まぁネタで書いた訳だけども、、半分くらい「マジでそうなんじゃないの…?」と思っている自分もいますw
実際、ソシャゲ(コンシューマーゲームも)では、公表されているガチャ排出確率が正しいものなのかどうかは普通ではわからないので、運営の匙加減でどうにでもなるのが現実ですからね……
実際、ガチャ関係で不正やミスが発覚して炎上したタイトルもありますしね(;´∀`)
ただ…この物欲センサー問題、トレーディングカードゲームや現実のガチャポンでも起こるんですよね。封入ミスとかじゃない限り、そこには機械的アルゴリズムやプログラムが入る余地は無いので……
これは……もしや………(゚Д゚:)
実際どうなのかはわかりませんが、どっかの頭のいい偉い学者さんがマジで研究してくれないかな、コレw
私は典型的な文系なので、この記事内の量子力学に関する事は、サイトや本、ネット記事で勉強というか知識を得ただけですが、実際に専攻している方々からは一笑に付される内容でしょうね(;´∀`)w
別にそれでいいんです、ネタなので!!w
でも、量子力学に興味湧いてわかりやすくその世界を覗いてみたい場合は、
こういうカジュアルなものから入るといいかもですね。
本格的な学術書読んでも訳わからんもんw
まぁまぁ、そんなこんなで。
今回はここまで(゚∀゚)
そいでは!ヾ( ´ー`)ノ