ほい、どうも(・∀・)
五部アニメ、ついにドッピオが登場し、暗殺チーム最後の一人であり、リーダーであるリゾットとの死闘まで来ました!
個人的に今回の、
“キング・クリムゾン vs メタリカ”
というサブタイトルがすごい好きで、何も前情報無しでこの字面だけを見た場合、『なに?ビルボードのチャート対決?』ってなる感じがいいですねー!w(そしてその戦いを終わらせるのが“エアロスミス”というのも…)
関係ない話ですが、私的には元ネタ対決であればキング・クリムゾンの方が好きです(;´∀`)w
もちろん、ヘヴィメタルというジャンルをアングラからメジャーに引き上げた、メタルバンドの雄・メタリカも大好きです。やっぱり『マスター・オブ・パペッツ』は名盤ですな(・∀・)
実は私が15年程前にメタリカの曲で初めて聴いたのが、このアルバムの最初に収録されている『バッテリー』なのですが、このイントロの切り替わりは今聴いても全身が総毛立ちますね…かっこいいです。
ちなみにこの動画のコメ欄で
King Crimson vs Metallica
というコメがいくつかあって笑いましたw
貴様、見ているなッ( ゚Д゚)!!w
一方、プログレ四天王の一角であり、もはや伝説的なバンドであるキング・クリムゾン。
もう音楽というのは完全に個人の感覚でしかないのですが、私はキング・クリムゾンの方が全体的に好きです。
というかプログレが好きなんですね、単純にw
以前の記事にも書きましたが、デビューアルバムである『In The Court Of The Crimson King』の冒頭を飾る名曲『21th Century Schizoid Man』は多くの人がどこかで聞いた事がある曲だと思います。(余談ですがこの曲の邦題、以前は直訳に近い”21世紀の精神異常者”というタイトルだったのですが、時代の流れもあり、現在は”21世紀のスキッツォイド・マン”となっています。表現の関係で改題するのはわかるんですが、もう少しちゃんと考えた邦題にしろよ…といつも思いますw)
原曲が著作権的に見当たらなかったので、過去の映像です。
ちなみにこの動画のコメ欄にも、
Oh Doppio…
とか書いてあったりしますw
しかも半年以上前のコメだったり…(;´∀`)
外国人も結構ジョジョ知ってる人多いなw
( ゚д゚)ハッ!
五部アニメの話だった!!w
さて。
27話は一話丸ごと“ドッピオ vs リゾット”のエピソードだった訳ですが、26話も丸ごとドッピオの話でした。
26話で放映された“少し昔の物語”は、原作とはちょっと異なっています。
年月日の変更はただの矛盾の訂正なのですが、この話は原作では終盤も終盤、ボスがその正体を現す直前のエピソードであり、その中でボスの名前も明かされます。(厳密に言えば、その前から名前自体は登場していました。アニメでも、順番に変更が無ければ次の次くらいに登場すると思います。)
原作では当初、ドッピオは唐突に現れた謎のキャラでしたが、アニメではエピソードを入れ替えて、ドッピオの正体へのアプローチのしかたを変更していますね。
個人的には原作での
『誰だこいつ?→あれっ!?こいつがボス!?→ん?ボス…だけどボスじゃないのか?→二重人格…だと…!?まさかッ…!』
みたいな感覚が好きなのですが、アニメ版の流れはこれはこれで一つのやり方ですね。
で、今回は…というか前回からなんですが、主人公のジョルノは一切登場せず、終始ドッピオを中心としたエピソードとなっています。
そして戦う相手は暗殺チーム最後の一人、あのクセがありまくりの暗殺チームをまとめあげるリーダー、リゾット・ネェロです。
これまた、原作ではここがリゾットの顔出し初エピソードとなっています。あと、扉絵にあったリゾットのプロフィールは一切出ませんでしたね…
なぜかちょこちょこネタにされる“28歳”という年齢や、リゾットの過去(14歳の時、いとこの子供が飲酒運転の車に轢かれて死亡、裁判でドライバーは数年の刑に処されたが、リゾットは納得せずに16歳の時にそのドライバーを暗殺。以降裏社会で生きる事になり、21歳でスタンド使いになり暗殺チームに入る。任務の失敗は一度もない。)が丸ごとカットされていたのが気になります。(内容が内容だけにカットされたのかな…)
もしかしたら来週の放映で語られるのかもしれませんが、今回の終わり方的にそれは無い気もします。
一応、『10話の暗チのアニオリ回想の回で説明あったかな?』と観直してみましたが、特に無かったですよね…(てか観直して思いましたが、ソルベ輪切りにしたあの”ゲス”と”いやしんぼ”との戦いももうすぐですね…)
まぁその辺の細かい事は、今回の27話の前ではブッ飛びます。
今回の魅力は何といっても、“敵 vs 敵”の戦いという一点に尽きます。
これは完全に個人的な好みなんですが、“敵同士が戦う”というエピソードがすごく好きなんです、私(;´∀`)w
ドラゴンボールのナメック星編においてのザーボンvsベジータとか、スラムダンクでの海南vs陵南とか…
バトルものでは三つ巴での戦いで、スポーツものではトーナメントなどでよく見られるシチュエーションですが、今回のドッピオvsリゾットの場合、どの陣営も文字通り命懸けの戦いであり、主人公勢が勝ち残った方と共闘するとかも無いので、尚更アツい戦いだと思います。
で、戦いの結末を主人公勢が意図せずに変えてしまうというのも、衝撃の結末です。
ただ、この戦いの結末だけを切り取って『ナランチャなにしとんねん(;゚Д゚)!』となるのは、全くの見当違いだと思ってます。
この戦い、ジョジョではよくある“有利不利が二転三転する戦い”の最高峰に位置するバトルだと個人的に思っています。
ボスから借りた“墓碑銘(エピタフ)”によって近い未来は視えるものの、正確な状況がわからないドッピオは、ボスの命令を振り切っていろいろ動きますが、基本的には終始リゾットが圧倒していました。
リゾットの洞察力・観察眼・相手の行動の読み、すべてがドッピオを上回っていました。あまり話題にはなりませんが、終盤にリゾットが言った『それをやると思ったよ』はゾッとしましたよ。
ボスが言っていた通り、リゾットは本来なら『ドッピオの手には負えない』相手です。
しかし、ドッピオは自身に起こっているあらゆる事を利用し、最終的には”試合に負けて勝負に勝った”という状況になりました。
流れをおさらいすると、
“メタリカ”の能力に気付いたドッピオが、それを利用してリゾットの位置を特定、ハサミでリゾットの足を切断する。(ドッピオ有利)
↓
リゾットは切断された足を磁力で接合させ、ドッピオの体内から鉄分を奪い続ける。(リゾット有利)
↓
ドッピオは”メタリカ”の磁力を利用し、リゾットの位置を特定する。(ドッピオ有利)
↓
リゾットは切断された足を利用して、ドッピオに自身の位置情報を誤認させ、メスを明後日の方向に投げさせる事に成功。(リゾット有利)
↓
ドッピオ(ボス)は意図的にブチャラティ達の方向にメスを投げており、自身の身体から鉄分が奪われていた事を逆手に取り、周囲を偵察していた”エアロスミス”(というかナランチャ)に状況を誤認させる。(ドッピオ有利)
↓
“エアロスミス”にリゾットを攻撃させる。決着。
となります。(まぁ実際はまだ決着しきってはいないのですが…まぁそれは次回冒頭で放映されるでしょう。)
この流れはホント素晴らしいです。
もし”エアロスミス”が攻撃した理由が、『先手必勝ッ!とにかく敵がいそうだからメチャクチャに撃ってやるぜェーーーッ!』とかだったら最悪なブチ壊しでしたが(ナランチャ単独ならやりかねませんが、ブチャラティが一緒にいたのでそれは無かったでしょうけれど)、ちゃんとロジックに基づいた結果の流れなので、これでナランチャを責めるというのは、完全に的外れだと思います。
最後の最後で、ドッピオの策がリゾットを上回ったという結果ですからね。
“エアロスミス”がいたからこそ、ドッピオがスタンド使いだと気付いたリゾットでしたが、”エアロスミス”がいたからこそ敗けてしまった……これが彼の運命だったのかもしれませんね(´・ω・)
……一つ気になるのは、『もしブチャチーム(あの場にいたブチャ・ナランチャ・アバの三人)が最初からリゾットと戦っていたらどうなっていたのか』という事。
“エアロスミス”の探知があるので、リゾットのステルスは突破出来そうな気はします。
体内からの刃物精製は、例えばノドのハサミなどは“スティッキィ・フィンガーズ”で対処は出来るとは思いますが、釘やカミソリは無理そうです。ただ、直接的な戦闘能力は一番高いので、リゾット本体への攻撃要員になります。
“ムーディー・ブルース”は元々戦闘型では無いので直接的な戦力にはなりませんが、戦いの序盤で”何が起きたのか(=”メタリカ”の能力の看破)”には役立ちそうです。
……とまぁ色々考えられはするのですが、状況と戦い方次第では”エアロスミス”で完封出来そうなんですよね…(;´・ω・)
“メタリカ”の射程はC(5~10m)な上に、スタンド自体はリゾットの体内にいるので、外部からの攻撃に対処できないという弱点があり(これは外部からスタンド像が見えない為に非スタンド使いを装う事が出来るという利点もありますが)、“エアロスミス”に遠距離から射撃・爆撃された場合、リゾットは対応できない気がします。
4部で、キラークイーンwith猫草の空気弾に苦戦しまくった仗助とは対照的に、一瞬で完封してしまった億泰の例のように、やはりスタンドバトルは能力の相性なんだなぁと思います。
まぁホルマジオや兄貴みたいに『自身の体内から鉄分を自由に失わせ、呼吸によるco2探知をさせなくする』という事が出来るならば話は変わってきますが、、まぁこれはもう妄想でしかありませんね(;´∀`)w
なんにせよ、これで暗殺チームとの戦いは終わりを迎えました。
そして次回のサブタイトルは……
“今にも落ちてきそうな空の下で”
……ついにこのエピソードが来てしまいましたか(;´・ω・)
原作既読者なら、もう今から震えている事かと思います。。
ジョジョ三大サブタイの一つと言われるサブタイトルからの、五部最大の名言、そして………
うあぁ……来週はやばそうだ(;´Д`)揺さぶられる…
んが…twitterによると、再来週は総集編の放映らしいですね…ちょっと残念だけど仕方ないか(´・ω・)
いよいよ終盤に入ってきたジョジョ五部アニメ、これからも怒涛の展開が続きます!
原作既読者の方もアニメから入った方も、見逃せませんな(゚∀゚)!
そいでは!ヾ( ´ー`)ノ